人生のお悩み

突然職を失うのは大変ショックなことです。
怒り、不安、悲しみ・・・
様々な感情が湧いてくると思います。
まずは失業手当の申請など現実的な行動をとりましょう。
わたしは若い頃から事業をしていたのでリストラの経験はありませんが、４０才の時に会社が倒産の危機にあいました。
その時は
「どうして自分が・・・」
という思いになりました。
その後その事業を清算し
「自分が本当にやりたいことは何だろう？」
と真剣に考えました。
そして現在の仕事を始めました。
今振り返ると、あの時事業が行き詰まらなかったら今の自分はなかったと思います。
今心から思うのは
「あの時会社が危機的状況になってよかった」
ということです。
今はお辛いと思いますが、理不尽な出来事が起きる時は人生の分岐点なのかもしれません。
自分の生き方を見つめ直すよいチャンスだと前向きに考えて、一歩を踏み出せば必ず道は開けます。
そして将来今回のリストラが人生の分岐点だと知る日がくると思います。
 

将来への不安は「恐れ」から生じます。
いったいどのような恐れでしょうか？

・お金が無くなったらどうしよう
・病気になったらどうしよう
・失業したらどうしよう
・震災が起きたらどうしょう

それぞれ違う悩みのようですが
すばて『死』に対する恐れではないでしょうか？
この地球に暮らす全ての生き物にとって「死」は避けることができない現象です。
心配事に意識が向くと、エネルギー的にその心配事が現象化しやすくなります。
もしも
「あなたの余命は1秒です」
と宣告されたらどうでしょう？
不安や恐怖を感じている暇もないはずです。
今この瞬間に集中して生きることを意識してください。

今日一日を精一杯生きよう！

明日は明日（今日）一日を精一杯生きよう！

そしてお迎え（寿命）がきた時には

「とても楽しい人生だった』

と言って笑顔でこの地球での人生から旅立てるよう、
一日一日を精一杯生きることを考えてみてはいかがでしょうか？

また、不安なことは一人で抱え込まず誰かに話してみるのもよいと思います。

このようなお悩みを持たれる方は意識の高い人だと思います。
使命とは「使われる命」と書きますね。
いったい誰に使われるのでしょうか？
わたしは神様に使われるのではないかと考えています。
神様があなたの才能を周りの人の為に使って欲しいと願い
あなたが生まれてきたのです。
そう考えると、自分の得意なことや好きなことに使命が隠されているのではないでしょうか？
「苦もなくできること」
「やっていて時間も忘れてしまうほど楽しいこと」
このようなことを人々が幸せになる為に使うことが使命だと思います。

それでもよくわからない方は「自分の使命」を探すことにこだわらず
周りの人から頼まれることを引き受けてみてはいかがでしょうか？
（※お金の貸し借りやどうしてもやりたくないことは除きます）
頼まれごとというのはあなたにできるから頼まれるわけですから
深く考えずにただ頼まれたことに全力を尽くすことで使命に気づくこともありますよ。

人間関係において相手を変えようとするのは容易なことではありません。
わたしからのアドバイスは相手を変えようと思わず何も期待せずにただ笑顔で挨拶をすることです。

わたしは毎朝ジョギングをして最後に公園で体操します。
だいたい同じ時間になるので同じ人と顔を合わせます。
毎朝会うので無視するのも気まずいと思い
わたしから
「おはようございます」
と挨拶してみました。
しかし、最初は無視されました。
それでもわたしはその方が無視しようが毎朝挨拶をし続けました。

それから２カ月ほど経った頃
挨拶するわたしにその方も小さな声で挨拶してくれました。
それが今ではわたしの姿を見つけると５０メートル以上離れたところから手を振って
その人の方から大声で挨拶してくれるようになったのです。
ご近所さんでも家族でも仕事仲間でも笑顔で挨拶すると
間違えなく人間関係が良好になるので是非お試しください！
 

大事なのは相手を変えようとは思わず、修行だと思って淡々と挨拶し続けることです。